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まずはモデルを構築するための専用のワークシートを準備しなければなりません。インストールのページに従ってインストールされたQMTのツールバーにあるアイコン
をクリックすると新しいワークブックが新規作成され専用のワークシートがコピーされます。
- ワークシートがコピーされると同時に初期パラメータを設定する入力フォームが表示されます。
- Start Year of Analysis:シミュレーションの開始年
- End Year of Analysis:シミュレーションの対象となる最後の年
- Working Capital Rate:売上に比例して増加する運転資本の売上に対する率
- Discount Rate for NPV:NPVを計算するときの割引率
- 税率:対象事業が行われる地域の税率を入力します。
- テーブル方式:テーブル方式を変更した過渡期の名残なので、新式に設定してください。
- ワークシートがコピーされると同時にパラメータを設定する入力フォームが表示されます。
- 分析開始年度:シミュレーションの開始年を入力します。
- 分析最終年度:シミュレーションの対象となる最後の年を入力します。
- 運転資本率:売上が増加したときに増加する運転資本の売上に対する率を入力します。
- DCレート:NPVを計算するときの割引率を設定します。
- 税率:対象事業が行われる地域の税率を入力します。
- テーブル方式:テーブル方式を変更した過渡期の名残なので、新式に設定してください。
- 以下のような専用ワークシートが表示されます。
- ① タイトル:タイトル、日付、モデルの作成者などを入力しておきます。
- ② 戦略テーブル:スイッチボードにある意思決定項目を組合せて、戦略(=コンセプトに基づいた意思決定のセット)を構成します。Target欄に入っている数字が今の戦略の状態になります。Ref欄に数字を入れると、Target欄の数字の戦略とRef欄の数字の戦略の差を分析することができます。
- ③ スイッチボード:意思決定やモードの代わる不確実性や分析の条件などを切り替えるためのテーブルです。ここのValue欄のデータによってモデルの状態が切り替えられるようにモデルを構築します。
- ④ メモランダム:モデルに関する情報を残します。特にモデルの変数につける名前のルールなどを書いておくと、他の人がデバッグをしたり読み解いたりするときに役に立ちます。
- ⑤ モデルエリア:このエリアにモデルを構築します。
- ⑥ テーブルエリア:モデルの中のデータを引用して、分析用やプレゼン用のテーブルを作成します。
- これでモデルを構築するための準備ができました。