モデルを確認する

  1. 確認するというのはデバッグするという意味です。内容を確認したいバブルの行を選択してCTRL+bを押すかツールバーにあるアイコンicnDebugをクリックしてデバッグ用のフォームを開き、データバブルの数値の確認と、計算バブルの式の構造を確認していきいます。チームで案件を扱っている場合は他の複数のメンバーにやってもらったほうが、バグは見つかりやすいと思います。DlgDbgSmpl1
  2. 上の図は【市場】の行に合わせてデバッグ用のフォームを表示させたケースです。この場合対象となっている【市場】の行のUnitsの列のセルが紫色の着色されます。また、このバブルを計算に使っている【販売数量】の行のUnitsの列のセルが緑色に着色されます。ShtSmpl6その状態から【次へ↓】のボタンを押すと次のデータバブルであるシェアに移動して内容が表示されます。DlgDbgSmpl2シェアの数値を確認し、再び【次へ】のボタンを押すと計算バブルの販売数量にカーソルが移動して、下の図のように式を表示します。DlgDbgSmpl3
  3. 計算式の欄には、識別しやすくするために数字を付加した書式で計算式が表示されています。【□□□→■】の欄にはこのバブルの式で使われているバブルがリストになっています。また、【■→□□□】の欄にはこのバブルを計算式のなかで使っている計算バブルをリストにしてあります。どちらもリストの項目をクリックするとそのバブルがある行までスクロールします。【戻る】のボタンを押すと確認中のバブルの行に戻ってきます。このバブルで使っている項目すなわち【□□□→■】の欄に表示されているバブルは下の図のようにピンクで着色されます。ShtSmpl8
  4. 以上のような作業を繰り返し、データバブルに正しい数値が入力されているか? 計算バブルに正しい式が記述されているか? を確認していきます。