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モンテカルロ法によりターゲットとなるセルの値の累積確率分布を作成する。全ての年次に適用することによって、各年の期待値、90%ile、10%ileの値を計算し表示する。このデータを使ってグラフを作成すれば、リスクチャートを作成することができる。キュムラティブで作成される累積確率曲線は感度分析で得られたインパクトの大きなリスク項目を選択して作成され、選択したリスク項目の全ての組み合わせが計算されるが、モンテカルロ法では、全てのリスク項目を対象とするが、乱数で組み合わせを決定し、全ての組み合わせが計算されるわけではない。
【Target】
分析の対象となるセル。All Yearsの分析をする場合、その行の変数が対象となる
【Base】
ターゲットセルのベースケース値
【Random Seed】
乱数のシードを設定する。基本的に気にする必要はないが、特殊な結果が出た時などに、同じ数字を入力すれば確認することができる。Ctrlを押しながらアイコンをクリックすれば、毎回自動的に1が設定される。
【Shots】
モンテカルロ法で乱数を発生させて試算する回数を指定する。回数を多くすれば精度は高まるが、経験上3000回程度の試算をすれば、意思決定に使えるレベルに到達する。
【Single Year】
一つのターゲットに対する累積確率分布を試算する。自動的に3000回のShotsが設定される。
【All Years】
一つの変数に対する初年度から最終年度までの累積確率分布を試算する。1年当たり300回の試算が設定される。