【主任】課長、何か面白い本ありませんか?

【課長】本は探すのが楽しいんだから、人に聞かずに自分で探しなよ。

いいじゃないですか。面白い冒険物を推薦してくださいよ。

中島らもの『ガダラの豚』

どんな内容なんですか?

なんで、粗筋聞こうとするんだよ。教えてらったら素直に買って読めよ。

面白くなかったら損じゃないですか。

そんなんだから、いつまでも面白い本見つけられないんだよ!

あ〜ぁ 課長に怒られちゃった。

今、ものすごく間抜けな顔してたよ。

ほっといてくださいよ。ところで、課長はどこで本を買うんですか?

本屋だよ。

お約束のボケはやめましょうよ。時間の無駄ですから。どこの本屋ですか?

欲しい本が置いてある本屋だよ。

どうしてそうやってすかすんですか?素直になってくださいよ。アマゾンは使います?アマゾネスじゃないですよアマゾンですよ。

なんだよ、アマゾネスって。 アマゾンは結構使ってるよ。欲しい本が決まっているときにはすごく便利だよね。まぁそれでも本屋に行かなくなるってことはありえないけど。

他の会社に比べると圧倒的に強いですよね。

日本では少し後発だったと思うんだけど、最近では日本でも、本のインターネット販売の代名詞になってる感じはあるね。

何がコアコンピタンスなんですかね?

デリバリーのところみたいだよ。敵を他のインターネット販売会社だと考えれば、品揃えだとか、システムの使いやすさとか、検索の効率とかになるけど、敵をリアルな本屋だと考えれば、購入してから手に取るまでの時間差が決定的なわけだから、そこを圧倒的に強くしたんだろうね。リアルな部分だからコストダウンにも効くし。

でも、家まで届けるのは宅配業者ですよね?

デリバリーといってもピックアップのところが重要みたいだよ。考えて見れば当たり前だよね。何10万種類もある商品のなかから多くても数種類を一人のお客さんに送らなきゃならないんだから。まぁアマゾンの社長のしつこさがコアコンピタンスって気もするけどね。

よく事業企画の会議なんかでKFSとか言うじゃないですか?KFSとコアコンピタンスってどういう関係なんですか?

KFSはその業界で成功するためのキーファクターで、コアコンピタンスは特定の会社がその業界で成功するために何を強みにして戦うか、ってことだからまったく違うものだよ。もちろん、KFSとコアコンピタンスが一致すれば業界で強力なポジションを得られるとは思うけど、KFSにしてもコアコンピタンスにしても複数の組み合わせになっていることが多いから、そのマッチング度合いが高ければ高いほど強くなるのかな。

なるほどね〜

業界の競争構造を変えるってのは、KFSが自分のコアコンピタンスにマッチするように働きかけることだよ。自分達に不利になるように変えるわけないからね。

ふ〜ん...僕のコアコンピタンスってなんだと思います。

出張先なんかで、おいしいお店を探すのうまいよね〜

ありがとうございます! どんな土俵で戦ったら僕のコアコンピタンスを生かせますかね。

さぁね〜、おいしいものが少ない地域に長期出張にでても他の人より幸せに働けるんじゃないかな〜。

....結構無理矢理ですね。

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