トヨタ式 カイゼンの会計学:田中 正知 トヨタ式 カイゼンの会計学:田中 正知

HG事業部がカイゼン活動進めてるの知ってます?

自称カイゼン活動はどこの事業部でも、工場単位でも取り組んでんじゃないの?

HG事業部の事業部長にJコストを意識しないといけないって言われたんですけどね・・・

あぁ〜 事業部長この本読んだんだ...因みに内容は教えないから自分で買って読んでね。いつもサマリーを教えてもらって他の人に偉そうにしゃべるから、みんなに&#$@%#君って呼ばれるんだよ。

えっ!何ていいました? いまよく聞こえなかったんですが・・・悪口を言われたような気が・・・

まぁそんなこと気にする必要ないよ。それよりさっさとこの本買って読んだら。

とっくに読んでますよ!

へぇ〜 珍しいね。

しっかり読んだ結果よくわからないですっ!

何で偉そうなんだよっ! ・・・で何がわからないの?

Jコストの理屈はわからないではないんですけど、収入からJコストを引いても我々が常日頃追い求めている『利益』にはならないですよね?事業や戦略や施策の判断をする評価基準を変えろってことなんですか?事業は一体何で評価したらいいんですか?

その手の本はジュンク堂にでも言ったら腐るほど売ってるから買って読んだらいいのに。

課長はどう思いますか?

誰が評価するかとか、どんな状況で評価するかによって違うと思うよ。株主から見たときと従業員から見たときでは違うし、キャッシュが足りない状況と人が足りない状況では違うだろうし、事業の選択をする事業部長にとっても違うだろうしねぇ、結局絶対的な指標なんかないんじゃないの?

でも、いつも私たちは販売額と利益率で判断しますよね。

継続している事業に関しては、過去の推移と比較すればいいからそれでもいいけど、新規事業に関しては、DCF法なんかで判断するケースが結構あるよ。まぁそれでも結局販売額や利益率を横目で睨みながらの判断にはなるけどね。

結局この本のJコストを使った評価も一つの評価法に過ぎないということですか?

そうではなくて・・・時間×コストって考え方は事業を評価するとき、特にプロジェクト型の事業を評価するときにはよく使うけど、それをカイゼン活動に適用したことが面白いんだよ。すべてのコストを投資と考えればこう考えるのが合理的だよね。

じゃあ、私たちもこんな考え方でカイゼン活動を評価・判断すればいいわけですね。

まぁ状況によるとは思うけど・・・

本の中では、在庫の回転を早くするためにリードタイムを早くするべきだと書いてありますけど・・・

まぁ確かにそういうことになるんだけど、リードタイムに関しては儲けるためって考えるよりも、お客さんに喜んでもらうためとか、変動に強い生産体制にするためって考えたほうが、現場の意識を統一しやすいと思うけどね。儲け方の話をしだすといろいろややこしいから。

いろいろ、ややこしいですね。

ややこしいから。いろんな会社が生きていける可能性があるんだと思うけどね。

・・・ところで、私は陰で何て呼ばれてるんですか?

げっ! まだ覚えてたんだ。

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